Dr. Manners’ Definitions of Healthマナーズ博士の健康観

マナーズ博士の健康観〜「サイマセラピーは、21世紀の医学」(博士論文より抜粋)

近代医学の発展には拍手を贈りますが、人間の組織の本当の性質を理解できていないために起きている問題点や医学の限界が次第に明らかになってきています。

私たちの身体は連鎖的な化学反応や投葬で変えられるような生物的機械ではありません。我々の物質としての身体はエネルギーで成り立っています。人間の身体を作っている複雑なエネルギーを|理解することで、私たちは病気やケガに対して直接的で有益な治療を始めることができます。広範囲な研究と数多くの臨床実験から生まれた「サイマセラピー※」もそのひとつです。

原則的には、サイマセラピーは大きく変動する電気的に作られた音響波を使います。これらの音は、数多くの研究者たちによって発見された、人体のいろいろな組織の中で発見されたエネルギー振動を再生したものです。これら私たちの身体の中にある振動は個人個人にユニークなもので、おおまかにいえば音楽の調和の原理に従ったものです。

身体の組織内のエネルギーが調和的な活力を持っているところは一部または全体が健康であるといえますが、その測定の結果が不調和または不協和のあることころには病変があるといえます。サイマセラピーによる音の振動は体内のエネルギーの活動が単に耳に聞こえるようになったものですから、身体の組織が生来の状態で持っている自然の癒しの音を使って病気を治療する方法として非常に素晴らしく効果的です。

さらに、サイマセラピーは病気の根本原因を治療しているのであって、外面的や最終的な生体科学の現象に対処しているのではないということもいえます。サイマセラピーで確立したのは個人的な治療であり、ある意味で決定的・限定的な治療方法なのです。けっして疑わしいものではありません。

サイマセラピーとは、罹っている病気に対して正確で必要な周波数で働きかけ、本来の能力を持つ身体へと戻るのを補助するものであるということができます。身体の中の調和を再び確立することで、病気やケガがもたらした精神的なストレスも取り除かれますから、それによって自然な治癒の過程を手助けすることになるのです。

投薬や外科的治療などに病気の治癖を委ねても、提供されるのは病状の軽減や緩和のみ。同様に骨や筋肉のケガなども充分な治療が行われているとはいえません。サイマセラピーのような治療方法が世界中の健康対策で使われたとしたら、それは人類の偉大な進歩といえます。必要のない苦悩や苦痛が激減し、一方ではかさむ治療費を大きく軽港できることも魅力です。

私が懇願しているのは、「医療を21世紀のものに変えること」「医療をもっと人間らしくすること」、そして「それをもっと開放的にすること」です。皆さん自身がもっと開放的になり、サイマセラピーがもたらすものを理解することができたら、世界は大きくダイナミックに変わると信じて疑いません。

※文中のサイマセラピーとは、「マナーズサウンドセラピー」のことです。

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